スルパテレ修道院
スルパテレ修道院
ヴァルチャ県スルパテレ村フランチェスティにあるスルパテレ修道院は、バベニ駅から12キロ、ディントゥル・ウン・レムン修道院から3キロのところにあります。
教会は、16世紀初頭にポパ・フリンクの息子であるチューダー家のログファトゥル・ドラゴエスクと弟のスタンチウによって建てられ（Pr. D. Balasa）、ブゼスティのボヤールによって再建され、17世紀に修復された。1703年から1706年にかけて、マリカ・ブランコヴァーヌ夫人によって教会は壁から再建され、絵が描かれた。その後、1815年にフレジ出身の画家ゲオルゲ・ゲロンティによって修復され、再塗装された。
1872年、修道院は廃墟のため礼拝ができなくなり、修道女たちは1927年から1935年にかけて歴史的建造物委員会によって修復された「ディントル・ウン・レムン」修道院に移された（現在の17の礼拝堂は修道院長ヴァルヴァラ・プレデスクによるもの）。
教会には美しい彫刻が施されたカタペタズマやブランコヴェネスク様式の扉がある。壁には、この聖堂を創設したヴォイヴォドたちの顔が描かれ、教会図像ではめったに見られない「イエスの衣服の分割」に関する絵が描かれています。これは、この教会を描いた2人の画家、ヒエローモンクのアンドリューとヨセフのうちの1人が描いたものです。
1860年以降、アレクサンドル・オドベスクが、この聖なる修道院の貴重な品々を紹介している。コンスタンチン・ブランコヴァーヌがスパタル修道院長であったときに贈られた銀製の福音書。オドベスクのカタログには、厚い絹や馬の毛の入った絹に彫刻を施したビロードの布のスフィンクスもある。
1958年から1959年にかけて、ラムニックとアルジェスの聖司教区によって最後の改良が加えられた。
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